日本の生活
日常生活
ごみ
ごみを分けます
ごみの種類の例
燃やすごみ(燃えるごみ)
生ごみ、貝殻、紙のごみなど
料理が終わったあとの油
台所に流しません。鍋の中にたくさんの新聞を入れると、新聞が油を吸います。その新聞を「燃やすごみ」と一緒に捨てます。
燃やさないごみ(燃えないごみ)
割れた皿やコップ、金属、化粧品のびんなど
資源ごみ
瓶、缶、ペットボトル、新聞、本、プラスチック容器、段ボールなど。
粗大ごみ(大型ごみ) ※お金がかかることがあります
テーブル、いすなどの家具、自転車、ふとんなど。
家電ごみ ※お金がかかることがあります
テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機など
危険ごみ・有害ごみ
乾電池、蛍光管、電球、ライター、スプレー缶など。
ごみを捨てます
- 何よう日の何時に、どこに、どんなごみを捨てるか、市町村によって違います。 住んでいる市町村の「ごみカレンダー」などをみてください。
- ごみの車が来る日の朝、ごみを捨てます。
- ごみを出すときには、市町村で決められた袋(有料)を使います。
- 分からないときは、近所の人や、大家さん、役場などに聞いてください。
ポイ捨てや不法投棄は絶対にしないでください。犯罪です。
ポイ捨て/不法投棄=ごみなどを決められた場所ではなく、道路、公園、山などにそのまま捨てること
電気・ガス・水道
それぞれの会社に申し込みが必要です。
電気
ブレーカーについているハガキに、名前・住所・使用開始日を書いて、ポストに入れます
ガス
事前にガス会社に連絡し、家に住む日にガスの元栓を開けてもらうように頼みます。ガス会社の人が来るとき、あなたがそこにいる必要があります。
水道
市町村の水道担当部局に連絡して、水道を使うための手続きをします。備え付けのはがきに名前・住所・使用開始日を書いてポストにいれます。
銀行口座
銀行口座をつくる時に必要なものは、在留カード、マイナンバー、印鑑、連絡が取れる電話番号などです。
口座のつくり方が分からないときは、会社や学校の人に相談します。
金融庁 日本でくらすための銀行口座や送金のつかい方
銀行口座を使わなくなったときは、口座を解約します(契約を終了します)。
自分の口座、キャッシュカード、通帳を他の人に売ってはいけません。それは犯罪です。
税金
日本で働いている人、住んでいる人、買い物をした人などは、国や県や市町村に「税金」を払います。
税の種類
所得税(国に払う税金)
- 働いて受け取った給料など、自分に入ったお金がある人。
- 1月1日から12月31日までの1年間にもらった給料でいくら払うかがきまります。
払い方
- 毎月、会社が給料から所得税を引いて払います。(「源泉徴収)」といいます
- 会社などで源泉徴収されていない人は、自分で書類を出します。(「確定申告」といいます)自分でコンビニや銀行などで払います。
※国に帰る人は、日本を出る前に「確定申告」をします。詳しいことは税務署に聞いてください。
住民税(県や市に払う税金)
- 1月1日に日本に住所があって、働いている人
- 前の年の1月1日から12月31日にもらった給料でいくら払うかが決まります。
払い方
- 毎月、会社が給料から住民税を引いて払います。(「特別徴収」といいます)
- 会社などで特別徴収されていない人は、6月に住んでいる町の役所から、いくら払うか書いてある手紙がきます。その手紙を、住んでいる町の役所、コンビニや郵便局などにもっていって払います。
※国に帰る人は、次のどちらかで払います
- 会社などの特別徴収で、帰る前に全部払います。
- あなたの代わりに払う人を決めて、帰る前に住んでいる町の役所に知らせます。
消費税
物を買ったときやサービスを受けたとき、そのお金と一緒に8%か10%の税金を払います。
払う消費税の割合
- スーパーなどで買う食べ物や飲み物(お酒以外) 8%
- スーパーなどで買うお酒、レストランで食べたり飲んだりするもの 10%
- それ以外のものやサービス 10%
自動車税
毎年4月1日の時点で、自分の車を持っている人が払います。
いくら払うかは車の種類などで決まります。
毎年4月から5月ごろに県や市町村から支払いの手紙がきます。銀行やコンビニなどで払います。
税金についてわからないとき
国税庁こくぜいちょう
タックスアンサー(Tax Answer)
税務ぜいむ 署しょ (税金の仕事する役所)
住んでいる町の役所に聞いてください